八木 拓美さん 神奈川県緑区に生まれる、20代前半はデザイン関係の仕事や営業職と、文字通り畑の違いの分野で仕事をしていた。祖父の所有していた畑を利用しながら2006年に就農。2025年現在ブルーベリーとイチジクの栽培を行い、6次産業化に特化した農業を行っています。今後はヘーゼルナッツの栽培に力を入れ、商社への卸売販売を視野に入れている。 年齢 48歳 就農年数 18年 農園 ローズベリーファーム 生産品目 ブルーベリー・イチジク・ヘーゼルナッツ 営農地 城山•青山地区 栽培面積 約 12,000㎡ 出身地 つくい地域 家族構成 妻 就農するまでのきっかけと経緯は・・・ 当時、農業という分野に興味はなく、広い土地に住みたいという感情が強くありました。 そんな事を思い、祖父の農地に家を建てられないか?なんて事を思いながら、とりあえず農地にて農業ごっこを開始。 農業ごっこの最中、土いじりが面白くなり、相原のバラ農家さんに修行に行くなど就農へ向けて勉強。 祖父の農地を活かし就農。残念ながら祖父の農地には家を建てる事は出来ませんでしたが、広い土地へ移住し、農業に勤しむ毎日を送っています。 つくい地域で就農した理由は・・・ 生まれ育った地域だったという事が大きいですが、就農後、新規就農者には営農しやすい環境だという事がわかりました。自分の場合、就農前後は行政のバックアップなど、そのようなシステムがある事も知りもしませんでしたが、就農準備金や様々な応援プログラム、また認定農業者へのバックアップなど、他の地域にはない営農をバックアップする仕組みが相模原にはあると思います。津久井での就農は自分にとって、とても大きなプラスとして役にたちました。 農地はどのように見つけましたか・・・ 1反程は祖父の農地を使う事ができました。そこで5年ほど営農をしていると、周りから「うちの農地を使ってくれないか?」といった話が舞い込むようになりました。初めから大きな農地の確保に力を使うよりは3年ほどは農地の保全に努めてもいいと思います。そのような事で地元の方々に信頼してもらい、声を掛けてもらうようになっていけばおのずと農地の拡大にも繋がっていくのかと思っています。ただ初めに農地を見つけるのはいささかハードルが高くなってしまうので、青壮年部や農業に関する協議会などに属して、横のつながりを持ちながら農地の情報をもらうのも一つの手段ではないかと思われます。 これから就農を目指すみなさんヘ・・・ 就農してから早20年近くの自分ですが、あえて生産たけに特化しない農業のスタイルを貫いてきました。6次産業化に注力したという事ですが、これはおのずと農業分野だけではなく、商業の分野にも視野を拡げなくてはいけないという事になります。きちんと作物を生産する事はもちろんですが、これからの農家は自分で商品価値をアピールしていかなければいけません。そういった意味では農業という業界だけではなく他の分野にもアンテナを張り、情報を収集していく事が大事。農業の分野だけではなく様々な業界の方々と繋がりを持って行く事が生き残っていく鍵だと思います。今後新規就農をされる方々には、様々な情報共有を青壮年部を通じて行っていければと思っています。